Journey

パレスチナという光〜”人々と家庭料理”

パレスチナで何よりも心動かされたのはそこに生きる人々の暖かさです。

トップの画像は僕がホームステイさせて頂いたヘブロンのあるお宅の次男坊なのですが、20歳くらいなのにすでに立派な貫禄を備えていました。

左は当時の僕です(いろんな髪型にするので、分かりにくくてすみません)。

男性は成人するとしっかり家の大黒柱として両親を支え、また下の兄弟たちの面倒を本当に良くみます。

そして僕がとてもびっくりしたのが彼のお宅で頂いたパレスチナ料理の美味しさです。

こちらがパレスチナのチキンの炊き込みご飯。

ターメリックやシナモンなんかのスパイスが効いていて、本当に美味しかったです。

スパイスが効いてるのでヨーグルトと一緒に頂きます。

そして、こちらがパレスチナの一般的な朝ごはん。

最近日本にも良く出回っているソラマメのコロッケ、ファラフェルと、ひよこ豆のペーストにオリーブオイルやレモンなどを和えたフムス。

パレスチナは基本的に地中海沿岸なのでオリーブオイルが本当に美味しいんです。

そして四角い豆腐のようなものはチーズとヨーグルトのちょうど中間のような乳製品。

これが特に絶品でした。

そしてそして。

特に感動してしまったのが、中近東を代表する料理である、ドルマデスという葡萄の葉にスパイシーなご飯を包んだもの。

一言でいうと、少し酸味のある葡萄の葉に包まれたスパイスと塩味の効いたサフランライス。

この美味しさはたまりませんでした。

こんなふうに、パレスチナをはじめとする中近東の方々は旅人を心からもてなしてくれます。

やっぱり砂漠の文化というか、遠方から来た人にはとにかく優しくする、という、お互い様的な精神を彼らは持っていますね。

このドルマデスをご馳走してくれたお家の家長さん。

面白いことにパレスチナは人種のクロスロードなので、同じ家にもコーカソイド系やアフリカ系など様々な顔立ちの人がいます。

そして僕と日本人の宗教観などをあつく語り合ったヘブロンの大学生達。

前述しましたが、彼らは20歳を超えると貫禄が本当にすごいので、大学生なのにいくつなのか見た目では全く分かりません。

そして、ラマラ郊外の避難民キャンプにて僕のジェンベのワークショップを受けてくれた子供達のことは一生忘れないと思います。

本当に楽しそうに叩いてくれました。

中近東のリズムを叩かせると僕なんかより全然みんな上手かったのですが。。

この後、僕とパレスチナの距離はグッと近くなりました。

また行くことがあれば、是非お知らせしたいと思います!

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