皆さまこんにちは。
先日の7/8のJAPONESIA MEETINGvol.2も無事に成功し、いよいよ今秋にリリース予定の1stソロアルバムのモードに切り替わってきました。
これは本当に嬉しいご報告なのですが、トップの画像は僕が敬愛するアリゾナのアーティストHeather Freitasによるもので、僕のソロアルバムのジャケット用に彼女が描き下ろしてくれたものです。
彼女はインスタグラムでたまたま繋がった友人なのですが、アップする絵の全てがどれも本当に素晴らしく、たちまちファンになってしまいました。
その中の一枚、このマーメイドの作品を見た時、思わず鳥肌が立ってしまったんですね。
僕が世界中の海で感じ続けてきた海の女神がまさに可視化されていたわけです。
久高島、奄美、中国、南インド、モルジブ。
船乗りはいつも女神を船の帆先にまつり、航海の無事を祈願していたんですね。
特に久高のウミンチュなんかは、サバニというクリ船1つで台湾や果てはインドネシアなど本当に遠くまで出かけていたわけですから、故郷と家族を思う望郷の念は想像を絶するものがあったと思います。
おそらく神人(カミンチュ)である自分の妻を女神のように想い抱いたことでしょうね。
Heather Freitasが描いたマーメイドは、まさに僕が思い描いていた女神のビジョンだったのです。
そこで僕は彼女に自分の楽曲を送り、アルバムのタイトルは”Traveling Bird”であること、女神の手から旅立つ鳥がイメージであることを伝え、是非ジャケット画をお願いできないかと依頼してみたんですね。
そしたらなんと即OKの返事を頂きまして、2、3日でトップの画像が送られてきたんですね。
涙が出るくらい嬉しかったですし、僕のイメージを遥かに超えたアルバムのビジョンに心が震えました。
女神の手から旅立つこの鳥は、きっと旅をして、いつかまた女神の元に帰るんでしょうね。
久高島のウミンチュや、世界中の船乗りがそうであったように。
必ずそんな素敵なアルバムにしたいと思います。
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