皆さま、こんにちは。
それにしても暑い日が続いておりますが、お元気でしょうか?
ただ、8月もこの時期になってくると風の奥にかすかな涼を感じられるようになってきますよね。
さて。
僕は8/8に2020ヤポネシア音楽祭の詳細を詰めるために、久高島振興会の理事会に出席して参ります。
久高島っていう場所は本当に素晴らしいところなのですが、行く前はなぜか毎回かるく緊張感を覚えます。
自然が美しくて島の皆さんもいつも本当に優しくしてくれるんですが、聖地特有の凛と澄み切った空気を思い出すといつも身が引き締まる思いというか、あの美しい空気感に失礼のないようにしたいという気持ちに自然となってしまうんですよね。
おそらく、行く前から自分の中でチューニングが始まっているんだと思います。
そしてヤポネシア音楽祭もいよいよ本格的に始動していくということで、やっぱり少し自分の中で準備がスタートしているんでしょうね。
2020は僕の中で一つのイメージとして、96年に開催された「久高島ミュージックキャンプ」が理想としてあります。
これは那覇に住む僕の友人の知念満次さんがお兄さんと一緒に、伝説の民謡唄者嘉手苅林昌さん、ジャズトランペッター近藤等則さんらを招いて開催した音楽祭でして、今でも島の皆さんが興奮して語り継ぐほど素晴らしいものだったようです。
中でもこの嘉手苅林昌さんの「唐船どーい」は最高ですよね。
島の皆さんが思わず興奮して踊り出してしまう様子がよく分かります。
いつも神事などで緊張している島の雰囲気が、嘉手苅林昌さんの本当にすさまじいまでの三線のグルーヴと風狂によって一気にほぐれて喜びの爆発へと変わっていく、そんな奇跡の瞬間がここにはあります。
2020もそんな素晴らしいお祭りにしたいなと思ってます。
そしてそして。
その嘉手苅林昌さんとよくデュオを組んでいらっしゃったレジェンド大城美佐子さんを、是非2020にはお誘いしたいなと思いまして、友人であるお弟子さんの堀内加奈子さんにお願いしたところ、なんと明日那覇で会って下さることになりました。
こちらも本当に楽しみなので、また是非お知らせさせてくださいね!
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