こんにちは。
いよいよ秋本番という感じですね。
朝晩はかなり冷え込むようになってきましたので、寝冷えなどしないように十分お気をつけくださいね。
さて、僕は土曜日に大阪は中崎町のSalon de AManTOにてライブをやらせて頂きました。
こちらは「久高オデッセイ」大重潤一郎監督の愛弟子であり素晴らしいダンサーでもあるJUNさんが中心となって運営されているコミュニティカフェで、中崎町に多くある古民家をリノベーションして作られた雰囲気のあるお店なんです。
何軒かの古民家を合わせてカフェや劇場など様々なスペースを運営されてます。
今回は今年になって本当に日本全体が自然の脅威にさらされている中で、改めて竜神への祈りを捧げる演奏をしてみよう、と。
そういうコンセプトでやらせて頂きました。
竜神というのは、古来からまさに循環のシンボルとして人々が敬い大切にしてきました。
風や水の動き、そして雷など、エネルギーが循環していく様子の中に、人々は竜神の姿を見てきたのでしょう。
沖縄ではあの世=ニライカナイとは竜宮のことであり、聖地久高島ではニライ神=竜神へと祈りを捧げるところから祭祀がスタートします。
龍の伝説や神話は世界中にあり、人々は自然の循環が度を越して災害が起こらないように、常に安らかな循環をもたらしてくれるように、竜神様に祈願と感謝の祈りを捧げてきたわけですね。
今回は心からの祈りの演奏をさせて頂いて、その後で皆さんと交流の場を持ちたい、そういう気持ちで大阪に向かわせて頂きました。
そんな中で、やっぱりその祈りの演奏のエネルギーを具現化し可視化してくれるのは舞踏=ダンスだろうということで関西の女性ダンサー3名に声をかけたところ、なんと全員賛同してくれまして、僕と女性ダンサー3名による今回の素晴らしいライブイベントが実現の運びとなりました。
まずは挨拶と僕のソロでの演奏の後で、大阪在住の自然派ダンサーNOCOさんとのコラボ。
彼女の友人SAYAさんも交えた大地を連想させるオープンマインドな躍動感溢れる舞踏は、ガッチリお客さんのハートをつかんでくれました。
発しているバイブレーションがまさにオーガニック。
土や森の香りが漂ってくるかのようでした。
2人目のまなえさんのダンスは僕がカバーさせて頂いている「リンゴ追分」でのコラボ。
雰囲気が素晴らしくて、動きが柔らかく風や波のよう。
風に揺れていくリンゴの花びらを思わせ、思わずゾクゾクしてしまいましたね。
そして3人目のPeriさんは、三連のリズムの中でまさにドラゴンへの奉納にふさわしい舞踏をしてくれました。
なんと7分もパフォーマンスをして下さり、僕も彼女もまた音楽の新しい風景を見ることができたようです。
そしてそれはオーディエンスの皆さんにもはっきりと伝わっていたようで、「鳥肌が立った」、「鼓動の激しさにシビれた」などなど、素晴らしい感想を頂きました!
最後は全員で。
僕のオリジナル曲「Lightning Bird」でコラボレーション。
会場が一体となった瞬間でした。
ダンサーの皆さまには本当に感謝。
ダンスとリズムってやっぱり一番根源的な音楽のカタチだなと改めて思いました。
終わった後はお客さんも交えて、音楽や旅、そして竜神様やそれぞれの大切なスポットについてのお話などをしながら、楽しく貴重な時間を過ごさせて頂きました。
大阪やっぱり好きですね。
人情とユーモアが、本当に素敵。
また是非ライブをやらせて頂きたいと心から思わせて頂きました!
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