皆さま、こんにちは。
昨日まで暖かい日が続いてましたが、今日はうってかわって肌寒い冬の一日となりました。
この気温差は身体にかなり負担がかかりますので、無理して動かないでしっかり休むところは休んでくださいね。
先日11/30に奄美大島から上京してきた奄美竪琴の名手盛島貴男さんの渋谷「虎子食堂」でのライブに行ってきました。
この盛島さんとは昨年からの出会いなのですが、台風まっただ中の奄美大島で初対面ながらズカズカとお宅にお邪魔してお酒を酌み交わしセッションまでした仲でして、その素晴らしい響きと声にすっかりやられてしまったんですね。
この動画を見て頂くとわかるのですが、台風の風が家の中を通り抜けていくほどの強風のなか、軽く風邪までひいていた僕は盛島さんのすさまじい演奏に一瞬で’トリップ’。
(笑)
彼の圧倒的なまでの存在感と奄美竪琴のノスタルジアにあふれた旋律が身体の中を駆け巡りまして、気がつくと「リンゴ追分」を一緒に唄っていました。
奄美竪琴というと、盲目の唄者である里国隆さんが有名ですが、盛島さんの調べはまた本当にすごい。
「十九の春」や「行きゅんにゃ加那節」など、その時代を通り抜けた空気やその匂いまでが伝わってくるような、まさに奄美の’ブルース’といっても良い音楽だと思います。
やっぱり音楽っていうのは生活の中の苦しみや喜びの中から立ち上がってくるものだな、と。
そして、その時代の雰囲気を共有してともに涙することが唄のもつエネルギーを作り上げる源なんだなということが改めて分かる気がしました。
そんな盛島さんと12/8に高円寺でセッションさせて頂けることになりまして。。
本当に楽しみです。
実はこの日はハンディのレコーダーを持参して軽くレコーディングを敢行してしまおうかな、と。
その際はまた是非ご報告させて頂きますね。
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