皆さま、こんにちは。
朝晩だいぶ涼しくなり、しのぎやすくなってきました。
季節の変わり目であるこの時期は、まだまだ湿度も高く思わぬ疲れが出る時期でもありますので、くれぐれもご無理なさらないでくださいね。
適度な休息と睡眠、そして身体を冷やさないような食事がやはり良いかと思います。
さて、僕のほうは先週土曜日8/24に成城学園前のSALONE FONTANA(サローネフォンタナ)さんで、来年2020年の久高島ヤポネシア音楽祭に向けたプレイベント「ヤポネシア族のウタゲ」を開催させて頂きました。
こちらは本当に雰囲気の良い住宅地に突然あらわれる素敵なサロンで、オーナーの高江洲禮子さんは沖縄出身の作曲家高江洲義寛さんの妹さんでいらっしゃいます。
そして、かつて琉球王朝と久高島をつないでいたシャーマンである聞得大君(きこえのおおきみ)の舞を今に伝える素晴らしい舞踏家さんでもあります。
こちらのホールは中に入るとまるで聖堂のよう。
二階席もあるほど天井が高くて、吹き抜けの木を基調とした自然素材を贅沢に使った美しい造りなので、声を出すとその音が渦を巻くように響きながら上へ上へと昇っていくんですよね。
やはり作曲家であり音楽家であるお兄様高江洲義寛さんの知恵と想いが詰まった、素晴らしい音が生まれるように計算され尽くした設計なんじゃないかなと思います。
70名は入るスペースなのですが、マイクやスピーカーなどの音響機材が一切必要なく声と太鼓の生音のみで十分に響かせることができました。
演奏は18:00過ぎからスタート。
久高島からインスピレーションを受けた「カラタチの恋」や、バンドThe ARTH時代に作曲した琉球音階のオリジナル曲「Tears of Joy」など、沖縄や海を連想させる曲を中心に10曲ほど演奏させて頂きました。
バックに移る久高島の映像とも相まって、「砂浜が見えてきた」とか「海の風を感じたよ」などなど、嬉しい感想をたくさん頂くことができました。
演奏の後はオーナー高江洲禮子さんがつくる身体に優しい沖縄料理を囲んで、来て下さった皆さまと沖縄や世界の文化について語り合う交流会に。
来月久高島に出かけられる方や、「海の縄文」をテーマに絵を描かれているご夫妻などもいらっしゃり、たいへん面白い時間を過ごさせて頂きました。
こちらの「ヤポネシア族のウタゲ」は定期的に開催させて頂こうと思ってますので、是非引き続きのチェックを宜しくお願い致します。
この東京の聖地と呼ぶにふさわしい素晴らしいホールで、是非お会いできたら嬉しいです!
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