皆さま、こんにちは。
明日明後日で超大型台風ハギビスが関東上空を通過するようですね。
皆さま、備えはしっかりして、暴風域に入ったら決して外には出ないようにしてくださいね。
台風の人的被害の大半は暴風域で外に出て作業をされている方だそうです。
くれぐれもご無理なさらず、台風が去るまで屋内でゆっくりお過ごしください。
さて、僕のほうは先日の蓮田慶福寺で開催されたジリミリがかなりの反響でしたので、続編をレポートさせて頂きますね。
僕がジリミリで一番素晴らしいと思ったのは、オープニングで平和を祈るセレモニーがあったことです。
場開きの儀式がまずあるというのは、イベントを開催するにあたって本当に重要なこと。
主催者サイドと来場者、その場に居合わせた全ての人たちの気持ちが一つになりますから。
今回は慶福寺の住職関口亮樹さんの法螺貝による祈りと、フィリピンのジャンゴというシンガーとご一緒させて頂きました。
僕は一番最後に、西アフリカ・マリのグリオ(僕が歌を習った西アフリカの伝統音楽の継承者)の平和を願う唄を歌わせて頂きました。
雲一つない青空の下で歌うのは、本当に気持ちが良かったです。
そして。
関口亮樹さんの法螺貝が素晴らしかったのはもちろんなんですが、この後のフィリピンのジャンゴの儀式の音楽が本当に美しかった!
唄と踊り、クビラという口琴を使っての演奏は、伝統音楽を飛び越えて観るもの聴くものの心に真っ直ぐに迫ってきました。
と同時に、国や民族は違っても僕らは心=愛という一つの素晴らしい宝物を共有しているんだな、と改めて感じさせて頂きました。
そして一番驚いたのは、子供からお年寄りまで、全ての世代のお客さん達が素晴らしい音楽に身を任せて踊る、ということ。
ジャンルに関係なく、その場で奏でられている音をあるがままにシェアして楽しもうというジリミリのお客さんの素晴らしい心に触れて、僕の心も徐々に開放されていきました。
世代や国を超えてここまでオープンに楽しもうという祝祭は、2つとない素晴らしいものだと思います。
皆さま、是非来年も蓮田慶福寺「ジリミリ」にてお会いしましょう!!!
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