皆さま、こんにちは。
それにしても全国的に酷暑の夏が続いてますね。
適度に動いて汗を掻くことは必要だとは思いますが、水分をしっかり摂って毎日どうぞ無理なくお過ごしくださいね。
さて、今日は最近質問されることの多い龍神について少しですが書いてみたいと思います。
沖縄で信奉されているニライカナイとはいわゆる’あの世’のことであり、意味は龍の住まう竜宮のことです。
ニライ神とはつまり龍神様のことを指します。
風や水の流れ、潮の満ち引き、古来から人々はエナジーが循環するところに龍神の姿を見てきました。
循環の中から豊かさが生まれることを私たちのご先祖さまは本能的に知っていたんですね。
でもこれはよく考えたら当たり前のお話で、私たち人類が生まれるずっとずっと前から生命は循環のゆりかごの中で育まれてきました。
原初の地球は大気の対流や地殻の対流から水が生まれて海が誕生し、その中で植物や生命のご先祖が誕生したわけで。
生命も豊かさも全ては循環の中から誕生し、そこからすべてが始まったんですよね。
つまり龍神とは人類が生まれるずっと前から循環を司っていた私たちの祖先と言って良いのではと思います。
琉球王府時代からの神の島である久高島の神人(カミンチュ)達は龍神様に常に祈願と感謝の祈りを捧げます。
循環が度を越して決して災害にならないように、常に優しい循環が私たちに恵みをもたらしてくれるように祈願の祈りを捧げ、それが受け入れられたと感じたら感謝の祈りを捧げるわけですね。
滞りをなくして常に良いエナジーをもたらすのも龍神であり、体内の循環や人間関係に好影響をもたらすのも龍神。
そうです。
全ては良き循環から生まれ、これからも巡り巡ってゆくものだと思います。
皆さまのご健康と幸せをいつも心よりお祈り申し上げております。
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