皆さま、こんにちは。
日中は真夏のような猛暑日かと思いきや夜半に突然の雷雨がくるなど、ここ最近また本当に不安定な気候が続いてますね。
どうか毎日深呼吸を忘れずに、心身共に良いエナジーが回るように食事と睡眠をしっかりとってお過ごしください。
さて僕の方は5/30、5/31という日程で自由大学「共生のシャーマニズム学」卒業生と西伊豆黄金崎にリトリートキャンプに行ってきました。
この西伊豆黄金崎という場所はかつてクリスタルの採掘地としても知られ、その名の通り夕陽に照らされる海と岩壁が黄金色に輝く素晴らしいスポットです。
このコロナ禍でずっと順延になっていたのですが、二年越しでやっと開催することができました。
そんな美しい自然に抱かれながらセッションで話題となったのが、やはりいかに心身滞りなく穏やかに生活していけるか、ということ。
日々の暮らしの中でネガティブな思いが噴き出してしまったり、また仕事や人間関係の中で嫌な思いを受け取ってしまったり。
そんな時にいかに健全でポジティブな状態を保つことができるか、というのが今回の話題の中心となりました。
シャーマニズムの世界ではいかに良いものと繋がって生活していくか、ということが全てのベースになります。
瞑想や祈りを習慣づける中から自分自身の内面深くにアクセスしそこから癒しやメッセージを恒常的に引き出す、というのが基本です。
自分自身の内側に深く入っていき、その先に感じるものはもちろん人それぞれ様々で良いのですが、今回は僕は龍神をテーマに選びました。
龍神というのは風や水、雲の流れ、潮の満ち引きなど、エナジーが循環するところに必ず立ち現れるいわば「循環のシンボル」です。
沖縄では特にニライ神とも言われ、龍神が常に良い循環をもたらし日々が良き収穫に恵まれるようにユタやノロと呼ばれるシャーマンが祈願と感謝の祈りを捧げます。
沖縄でいうあの世=ニライカナイとは竜宮のことに他なりません。
この風の時代が到来したと言われて久しい現代に、ますます龍神の存在を感じる敏感な人たちが多くなっているようです。
私たちはこの地球に生きていて、天体の運行、季節の循環、月の満ち欠け、潮の満ち引き、そういった滞りない良き循環の中で生命の恵みを頂くことでしか生活を維持できません。
また、龍神とはエナジーの循環を司る存在ですから、人同士の循環、物事の循環も促すわけで、つまりこれは経済の循環=金運とも直結します。
そんな話をさせて頂きながら、西伊豆黄金崎では波の音、風の音、鳥の声、優しい雨音の中で、目をつぶり自分自身が外界全てと繋がりその中で全てがうまく循環していくようイメージを持って頂きながら、参加者全員で龍神への祈りを捧げました。
自然の中で自分自身の中に深く入っていくって本当に素晴らしい。
荒々しい龍神のイメージが穏やかで優しいものに変容した。
などなど、参加者からは本当に嬉しい感想をいただきました。
シャーマニズムの目指すところは、やはりコミュニティ全員の幸せなので、これからも僭越ながら仲間のことを大切に見守っていきたいな、と思った次第です。
皆さまもどうか毎日穏やかに良き循環の中で過ごされますよう、お祈り申し上げております。
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