こんにちは。
すっかり気温も下がり冬の気配ですね。
今年は暖冬だなんて言われてますが、やっぱり冬は冬ですね。
どうぞ毎日暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、僕は11/17土曜日に日比谷野外音楽堂にて開催されたダライ・ラマ法王14世を招いてのトークイベント「ONE-we are one family」に参加してきました。
ずっと会いたいと思い続けてきたダライ・ラマ法王にやっと会えるということで、もう一週間くらい前からドキドキ。
本当に楽しみに出かけてきました。
10:30に会場に到着すると、本当にたくさんの人。
法王は今回の来日前に少し体調を崩されていたようで、実は来日を危ぶむ声もありましたが、皆さん本当に心待ちにしていたようですね。
そういう雰囲気がヒシヒシと伝わってきました。
法王が登場するとみんな一斉に立ち上がりスタンディングオベーション。
第一声に耳を傾けました。
「Brothers and sisters!!!」
という呼びかけから始まったダライ・ラマのトークは「人類は同じ地球を生きる70億の等しく幸せを願うファミリーである」という態度に貫かれた素晴らしいものでした。
「この何世紀か、人類は知性を間違った方向に使ってきた。
苦しみを与えるという連鎖から我々は今世紀中に脱却しなければならない。
そういう未来にしていこう。」
本当に力強い言葉でした。
「私たちは70億の家族であり、一人残らず幸せな生活を望んでいる。
そこには何の違いも存在しない。
宗教や人種の垣根を超えて、隣にいる仲間と微笑み握手をしよう。」
本当に過酷な半生を過ごし、祖国を中国共産党に追われてインドに亡命したダライ・ラマの語り口の一つ一つが本当に説得力がありました。
まずは怒りを捨て去ること。
個人の心の平和から全ての平和が始まること。
今後の生き方の一つの指針を示されたような気がしています。
最後はオーディエンスの1人の女性からプレゼントされた可愛い帽子をかぶりお茶目に笑うような。
そんなピュアなユーモアにあふれた可愛い方でした。
またすぐに会いたくなるような本当に人間味にあふれた人でしたね。
彼と同時代に生きることができて本当に光栄に思います。
今回受けたことをどう自分自身に反映させていくか、じっくり考えていきたいと思ってます。
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