皆さま、こんにちは。
週末に本州を襲った超大型台風ハギビスは列島に大きな爪跡を残しました。
僕は住まいの数キロ先の秋山川が決壊しましたが、自宅や家族は幸いなことに何事もなく。
被害に遭われた皆さまには心からお見舞いを申し上げるとともに、日常が一日も早く戻ることを心からお祈り致します。
思えば秋の台風がこんなにも強大な脅威として迫ってきたのは、本当にここ数年の話ですよね。
なぜ秋の台風がこんなにも力を持つのかというのは、どうも海面温度の上昇と深く関わっているようです。
海水は熱しにくく冷めにくい、という特徴がありますね。
夏の間にじっくりと温められた海水は、この10月くらいが一番高い温度を保っているのだそうです。
そしてその高い海面温度により、大型台風が猛烈な勢力を保ったまま、日本列島に上陸した、ということのようです。
そしてやはりここでもクローズアップされてくるのが、地球温暖化と気候変動ですよね。
大気中の二酸化炭素の増加に伴い平均気温が年々上がってきているのはまぎれもない事実で、その結果雨が降らない砂漠化していく地域と水害の多い地域に2極化していく。
そして地球はバランスを保とうとしますから、温度の高いところから低いところへ、気圧の高いところから低いところへと、エネルギーの循環が起こります。
今回の台風も、アンバランスな状態をならそうとする地球の当然のエネルギー移動=循環であったと言えると思います。
直前に蓮田慶福寺で行われたジリミリのオープニングで、僕らは地球に祈りを捧げました。
平和を願う祈り、安寧を願う祈りです。
古来から人々は自然が猛威をふるうことのないよう、循環のシンボルである龍神に祈りを捧げてきたんですね。
ただ、もう祈りを捧げるだけではなく、間違いなく行動を起こさなければいけないタイミングに来ていますね。
地球のためなんておこがましい、もはや人類が人類のために地球と上手く共生できるように具体的に行動していかなければいけない時代に突入していると思います。
まずは繋がりを復活させる、ということ。
人と自然、人と人、人とコミュニティ、コミュニティとコミュニティ。
全てはそこから始まります。
そして対話の中から、環境をどう保全していくかを決定していくべきでしょうね。
まずは個人が自然と繋がるべきです。
植物や環境と向き合い、どういうライフスタイルを送るかが本当に重要になってきます。
その後で、地球の緑を減らさないようにするにはどのような暮らしを日々持続して行くべきなのか、国家や民族や利害関係を超えて話し合っていく時代がくるでしょうね。
トップの画像は、僕が前橋シティFM(87.5mhz)で毎週日曜16:30〜パーソナリティをさせていただいている「RADIO TRIP」のつい先日の収録の様子です。
同じくパーソナリティの宮田恵さん、ゲストの三線唄者である伊藤綾野さんと共に未来の話になりました。
僕ら一人一人が、自然や地球と繋がっていかなければいけない。
そういう時代がきていると思います。
一人一人の繋がりを復活させる、向こう10年ほど僕はそのために頑張っていきます。
これからもどうか宜しくお願い致します!
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