皆さま、こんにちは。
素敵なお正月を過ごされたことと思います。
ただ、ゆっくり休むと思わぬ疲れがどっと出てくることがありますので、どうぞ休み明けはくれぐれも無理せずに体調を確かめながら頑張られてくださいね。
さて、僕の方は昨日の明け方に初夢を見たのでシェアさせて頂きますね。
ごくごく短いのですが、非常に鮮烈な夢でした。
僕の自宅は北関東の片田舎、周りには何もないところなんですが、早朝にランニングをするのが日課なんですね。
近所のKカントリークラブ、という山の麓のゴルフ場まで走ってそこから折り返して戻ってくる、というのを朝のルーティンにしています。
いつものように走って戻ってくると、家の勝手口の外に見たこともないくらい大きな真っ白いイタチの姿があったんです。
その白いイタチがさっと走って通りすぎたので、勝手口を開けて外を思わず振り返ったんですが、なんとそのイタチが開けた戸口から家の中に入ってくるんですね。
僕がびっくりしていると、その場ですぐにもがき苦しみ始めるんです。
最終的には円を描きながら息絶えていくんですが、僕はそのイタチの背中を撫でながら「いい子だったね」と声をかけ看取るんですよね。
そして声をかけながら号泣していました。
ここで目が覚めるんですが、泣きながら目覚めたのではっきりとその感覚の中にいる自分を感じることができました。
大切な何かの喪に服している、そんな感覚でした。
実は僕は同じような夢を何年かに一度見ることがあるんです。
一番はっきりと感覚を思い出せるのが、15年ほど前に見た初夢でした。
夢の中で仲間と一緒にある女性の死を悼んでいるんですよ。
その女性は身も心も本当にふくよかで豊かで、まさに豊穣のシンボルとでも言えるような素敵な存在。
愛に溢れた素晴らしい女性でした。
言い換えれば女神ですよね。
その女性が亡くなってしまったことを皆が悲しんでいるという夢でした。
ところがです、誰かが突然言い出すんですね。
「彼女には妹がいたはずだ」と。
そして一同全員がそのことに気づき、私たちはこれからは妹さんをいたわり大切にしようと、そう口々に言い合って励まし合うんです。
妹さんはお姉さんよりも線が細くて性格も繊細で、より凛としているようなそんなイメージなんですね。
この夢から覚めた瞬間、僕は何か大きな存在が世代交代したんだなと直感的に思いました。
人と同じように、自然界と同じように、僕らの奥にある大いなる存在も常に死と再生を繰り返している。
はっきりそう感じました。
同じ瞬間はもう二度とないんですね。
もちろん変わらない確かな何かもあるはずですが、常にこの世界は移ろい万物は変化している。
それをあるがままに受け入れて愛していく、今回の初夢もそんなイメージでした。
ある大切な何かがこの世から消え去るその瞬間、また新しい何かが必ず生まれ育まれていく。
そこには必ず愛が介在するんじゃないかと思います。
僕はそこに心を動かされ、号泣したんじゃないか、と。
今年もどうぞ宜しくお願い致します、皆さまが愛と幸せに包まれますよういつも心からお祈り申し上げております。
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