皆さま、こんにちは。
急に気温が下がり始めて体調を崩されてる方も多いようです。
日中と朝晩の寒暖差にどうぞ留意しながら、暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、僕の方は金曜日のボデギータでのLIVEはおかげさまで大変楽しく過ごさせて頂きました。
学生時代にアルバイトをさせて頂いたこのお店は当時ミクスチャーロックのギターボーカルをやっていた僕にとってパーカッションとアフロカルチャー、そして西アフリカへの入り口でもありました。
この日は初めてパーカッションの叩き方を教えてくれたオーナー清野史郎さんとセッション、そしてキューバにおけるアフリカの奴隷制度について熱くトークをさせて頂いたんですね。
僕の感覚としては。
確かに奴隷としてアフリカ大陸からアメリカ大陸へ暴力的に連れて行かれたものの、キューバではソンからサルサへ、ブラジルではカンドンブレからサンバ&ボサノバへ、そしてアメリカ南部ではブルースとして発展した彼らのリズムとカルチャーは間違いなく後の近現代のポップミュージックの礎を作ったと言って良く。
ボブマーリーの言葉を借りれば、間違いなく彼らのスピリットとカルチャーは世界を”席巻”し”征服”したと言って良いでしょうね。
世界中の聖地をめぐってセッションをした僕がここ数年でやっと故郷の神話や信仰に目が向いて地に足が着きつつある、そのきっかけを作ってくれたこのお店ボデギータはいつまでも僕にとってルーツミュージックの聖地なんです。
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