皆さま、こんにちは。
昨日今日と全国的に本当に暑い日が続いてますね。
いかがお過ごしでしょうか?
週明けから関東は少し暑さ和らいでくるようですが、水分と休息をしっかりとってどうぞご無理なくお過ごしくださいね。
さて、今日は僕の新曲「花神」の世界観についてご紹介させて頂きたいと思います。
この歌は1stアルバム「Back to Goddess」に収録させていただいている「カラタチの恋」の続編とも言える曲なんです。
「カラタチの恋」は沖縄久高島の聖地である久高島の男と女の恋歌がモチーフになっています。
久高島は古来から男がウミンチュ(漁師)、女が祭りを司るカミンチュ(神人)として生きてきたのですが、ウミンチュは木をくり抜いた”クリ船”一つで果てはフィリピンやインドネシアまで出かけて行ったそうで、一度漁に出ると半年ほどは帰って来れなかったそうなんですね。
そのため古代から久高では女性のカミンチュを中心とした祭祀制度が発達してきたと言われています。
僕が20代の頃から久高島に通って改めて感じたのは、この久高島の男女の絆の強さでした。
男は女を心から尊敬しまた信頼して接するんですよね。
女性の祈りの力や直観力をウミンチュは心から信頼してます。
きっと古来から久高のウミンチュは海に出ても自分のパートナーの祈りの力に守られながら、自分の妻や恋人を女神のように恋い慕って日々励んだに違いない、と。
心からそう思いました。
そんな久高島の男と女をモチーフに作り上げた楽曲が「カラタチの恋」でした。
そして、その続編とも言える楽曲が「花神」です。
この曲では心から通じ合った男女は転生しても巡り会うというイメージがベースになりました。
少年に恋をした花の神が人間に生まれ変わって体を持って巡り会う、というそんなイメージの唄です。
転生、永遠、体を持っているがゆえの葛藤、そんなテーマの楽曲ですね。
世界観としても間違いなく今までの僕の集大成と言えるべき作品になりました。
皆さま9/17のリリースをどうぞお楽しみにしていてください。
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