皆さま、こんにちは。
マリから帰ってきておよそ2週間。
少しずつ落ち着いてきたので今の想いをシェアさせて頂きたいと思います。

画像は誇り高き西アフリカ・マリのケラのグリオ達。
向かって右が僕の歌の母であるビンタン、真ん中がグリオのまとめ役であり長老である夫のママディ、左が第一夫人であるマゴ。
マリンケ王国の代から続くグリオは神話と歴史を歌い継ぐ語り部でもあり、冠婚葬祭の儀式を歌で取り仕切る司祭でもある。

その彼らから25の時にママディ・ジャバテという名前を頂いたその瞬間から僕の修行は始まったと言って良く。
行く先々で様々な人達とその土地土地に宿るスピリットに鍛え上げられながら、いつか彼らのような柔軟な心身と唄を身に付けたいと”もがく”毎日でした。

大切な場所であるがゆえに彼らから認められるような男になるまで還れない、そんなプレッシャーが自然とあったんだな、と今になって思います。
とにかく本当にいろんなことがあったんですが、やっと僕の人生の第二章が幕を開けたと言うか。

僕の顔を見て全てを一瞬で察してよく帰ったな、と受け入れてくれた彼らの笑顔で報われました。
(初めてケラを訪れた時に「ここ全て夢で前から見てたんだよ」って言ったら、「お前が好きな場所なんだから当たり前だろ」ってみんなから鼻で笑われた、って言ったら彼らのスピリチュアリティが伝わりますかね。)
そして。
やっぱり音楽は人を楽しませて喜ばせるもの。
彼らと僕の歌もリズムも笑顔でシェアできて、やっとそこに辿り着きました。
遅
皆さま、どうかこれからも宜しくお願い致します!
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